マクロとミクロ '23.5月のキーワード

【マクロとミクロ 全体と部分】

 

森を見て木を見ず 木を見て森を見ず

どちらも大切です。

 

まず、全体のバランスを見てみよう

 

★上虚下実

上半身は力を抜きリラックスした状態

下半身は丹田にドッシリと重心を落とした状態

 

スーッと立っている姿は

肩の力が抜けて、見た目もスッキリです。

 

★上実下虚

上半身に力が入って

下半身の力が抜けている。

 

逆に、肩に力が入っていると、

なんだかおかしい、窮屈そう

不自然な感じに見えます。

 

 

*上実下虚になる原因は

 肩や首のコリ、腕や肘が硬い

 猫背で息が短いなどです。

 

 アサナはそれらを解消していきます。

 

  瞑想時には、春風を感じて

  風になびくほどに力が

  抜けたかなあ。

 

 こうなってくると、力みなく

 穏やかに座れます。

 

★人を見る目

「木を見て森を見ず」

 

ある人の一部分を見て

嫌いと感じても

他の部分を知らない。

 

だから、

どのくらい嫌いなのか、

苦手なのか わからない・・・・

 

それに

自分の気持ちも変わることもある。

相手も変わることもある。

 

小学生のA君は、

去年は大嫌いだったB君のことを

今年は大好きになったんだって。

 

なぜ、嫌いだったのか

B君にはお姉ちゃんがいるのに、

 僕にはいないことが嫌だったから。

 

不思議なことに、

今年は そんなことどうでもよくなった♪

よくあることだね。

大人でもありうることだもの♪

 

いや、大人の方が陥りやすいことですね。

 

どんな目で見ているのか まず、

自分の目でみること

(他人からの評価ではなく)

自分の気持ちも平らかにして

(最初から苦手と決めつけないで)

 

いやいや、大人はこれが修行ですね。

 



【陰と陽 ふたつでひとつ '23 /4月のキーワード

【陰と陽ふたつでひとつ】

陰と陽 プラスとマイナス 表現は色々

  ふたつの相反する働きは

  ふたつだけどひとつというもの 

 

★呼吸は、生命活動の源

 

吐く息は、体をゆるめてやわらかく

     体内の不要なものを排出

 

吸う息は、体を引き締めてシャッキっと

     新鮮な生命エネルギーを取り入れる

 

吸う息と吐く息は、相反する働きですが

ふたつでひとつですね。

 

呼吸を意識的に、行うことで

身体が浄化され、英気を養います。

 

💖 呼吸は感情を穏やかにしていく

 

 ◎ゆったり呼吸をしている時

  気持ちもゆったり

 

 △弱くて短い呼吸をしている時

  落ち着かない気分

 

 ✘鼻息荒く短い呼吸のとき

  イライラが治まらない

 

ヨガレッスン後に、不思議なことに

「スッキリした気分になった」

というのは、呼吸が変化したからです。

 

呼吸の威力はすごいです。 

 

★しっかり伸ばそう、しっかり縮めよう

 

ふだんの生活で最も多い動きは

【歩く】です。

歩くことは健康にいいとは言いますが、

実は、動きに偏りがありますよ。

 

歩く=膝を曲げる 曲げる 曲げる

 曲げてばかりです!!

 

逆の動き=膝を伸ばす・・

曲げる⇔伸ばす

相反する二つの動きです。 

 

ヨガで深く曲げて、しっかり伸ばす。

膝が軽くなった♪

体で納得です♪

 

★ヨガのポーズとくつろぎのポーズの話

 

・体を動かす⇔体を休める

相反する刺激のバランスはふたつでひとつです。

 

くつろぎのポーズは屍のポーズという

立派なヨガのポーズ名です。

体が硬い人は、ヨガは苦手で嫌いだ

と言いますね。

 

でも・・・

ただ、床に五体を投げ出してリラックスの

くつろぎのポーズは、大切です。

これが、ポーズの王様と言っても

いいくらい♪

 

例えて言うならば・・・

くつろぎのポーズは、ワインつくりの時の

醸造期間のようなものです。

 

何もしないで、放置する。

何も加えないで、ただ待つ。

この間に、変化して熟成される♪ワイン

 

くつろぎのポーズも、この間に

体は変化します。

 

歪みや、コリや、滞りや、巡りを

修正し、回復していく時間なのです。

力を抜いた身体は、自然に安定する

 

方向に向かうからです。



【ホルモンはウソつかない】 '23   3月のキーワード

◆ホルモンは体の中から湧いてくる

 泉のようなものです。

 

不安な時・・不安ホルモンが湧いてきて

不満な時・・不満ホルモンが湧いてきます。

 

ホルモンはそのまま正直に湧くもの。

ちょっと、怖い気もします。

 

でも

マイナスなホルモンを和らげるホルモンも

あります♪

 

そんなホルモンがちゃんと湧いてくれる

ように、ポイントを抑えましょう。 

いろんなホルモンがあるけど、

一日を過ごすためのホルモン二つが活躍❣ 

 

★セロトニンは目覚めのホルモン

朝はしっかりと朝日を浴びましょう!

一日をスッキリとスタートさせます。

 

★メラトニンは眠りのホルモン

夜は朝のホルモンが出た分だけ

眠りのホルモンでます。

(これこそ生命の力です)

 

この二つのホルモンが、一日の生命活動の

原動力です。難しいことないですね。

 

★簡単すぎて見逃しているかも

毎日の何気ない行動が、実は

健やかな心身をサポートしています。 

 

*ヨガと瞑想は

 ホルモン分泌を安定させます。

 



【治さない治し方】 '23・2月のキーワード

【治さない治し方」

★治す治し方

 西洋医学的な治療のように、害となっている

 部位を切除したり、原因を解消るるために

 薬で緩和していく方法。

 

★治る治し方

 東洋的な身体観に基づいて、体全体、生命全体の

 機能を観て、時間をかけて治癒能力を回復させて

 いく方法。

 

★治さない治し方

 今回、取り上げて学んでいきます。 

その一つに

★姿勢を正すこと★

これは、無理なく無駄なく生命を健やかに

していきます。

 

背骨に無理のない姿勢は内臓の位置を正します。

猫背や歪みの姿勢は、内臓を圧迫して、窮屈に

しているので、働きは低下します。

 

又、椅子に座って、何かをする時

狭かったり、でこぼこしていたら、居心地が

悪くて、気分も悪くなり、集中できません。

 

講座では鏡を使ってチェックしました♪

みんなでチェックし合うと、なるほどと

理解できることもありますね。

なるほどと感じる=体が納得♪

 

腰が曲がっている! 首は傾いている!

ガニ股だ! いや内股だ!

 

いろいろあっていいのです♪

まず、認めましょう。

 

そうすれば、体が素直になる♪   

あら!まあ!なんと!

なおそ!と思います。

 

危機意識を持つことは、いいこと。

 

★それから、再確認したことは

 若くない(私のことでもある)年代には、

 覚悟は必要だと話し合いました。

 

 認知症、足腰の不具合は、決して他人事ではない。

 2年後5年後のためにも、自力で生活できる

 体のメンテナンスをしておこうと。

 

 今のうちにやっておけば、必ず、体は

 応えてくれます。やりましょう!みんなで!