【マクロとミクロ 全体と部分】
森を見て木を見ず 木を見て森を見ず
どちらも大切です。
まず、全体のバランスを見てみよう
★上虚下実
上半身は力を抜きリラックスした状態
下半身は丹田にドッシリと重心を落とした状態
スーッと立っている姿は
肩の力が抜けて、見た目もスッキリです。
★上実下虚
上半身に力が入って
下半身の力が抜けている。
逆に、肩に力が入っていると、
なんだかおかしい、窮屈そう
不自然な感じに見えます。
*上実下虚になる原因は
肩や首のコリ、腕や肘が硬い
猫背で息が短いなどです。
アサナはそれらを解消していきます。
瞑想時には、春風を感じて
風になびくほどに力が
抜けたかなあ。
こうなってくると、力みなく
穏やかに座れます。
★人を見る目
「木を見て森を見ず」
ある人の一部分を見て
嫌いと感じても
他の部分を知らない。
だから、
どのくらい嫌いなのか、
苦手なのか わからない・・・・
それに
自分の気持ちも変わることもある。
相手も変わることもある。
小学生のA君は、
去年は大嫌いだったB君のことを
今年は大好きになったんだって。
なぜ、嫌いだったのか
B君にはお姉ちゃんがいるのに、
僕にはいないことが嫌だったから。
不思議なことに、
今年は そんなことどうでもよくなった♪
よくあることだね。
大人でもありうることだもの♪
いや、大人の方が陥りやすいことですね。
どんな目で見ているのか まず、
自分の目でみること
(他人からの評価ではなく)
自分の気持ちも平らかにして
(最初から苦手と決めつけないで)
いやいや、大人はこれが修行ですね。
【陰と陽ふたつでひとつ】
陰と陽 プラスとマイナス 表現は色々
ふたつの相反する働きは
ふたつだけどひとつというもの
★呼吸は、生命活動の源
吐く息は、体をゆるめてやわらかく
体内の不要なものを排出
吸う息は、体を引き締めてシャッキっと
新鮮な生命エネルギーを取り入れる
吸う息と吐く息は、相反する働きですが
ふたつでひとつですね。
呼吸を意識的に、行うことで
身体が浄化され、英気を養います。
💖 呼吸は感情を穏やかにしていく
◎ゆったり呼吸をしている時
気持ちもゆったり
△弱くて短い呼吸をしている時
落ち着かない気分
✘鼻息荒く短い呼吸のとき
イライラが治まらない
ヨガレッスン後に、不思議なことに
「スッキリした気分になった」
というのは、呼吸が変化したからです。
呼吸の威力はすごいです。
★しっかり伸ばそう、しっかり縮めよう
ふだんの生活で最も多い動きは
【歩く】です。
歩くことは健康にいいとは言いますが、
実は、動きに偏りがありますよ。
歩く=膝を曲げる 曲げる 曲げる
曲げてばかりです!!
逆の動き=膝を伸ばす・・
曲げる⇔伸ばす
相反する二つの動きです。
ヨガで深く曲げて、しっかり伸ばす。
膝が軽くなった♪
体で納得です♪
★ヨガのポーズとくつろぎのポーズの話
・体を動かす⇔体を休める
相反する刺激のバランスはふたつでひとつです。
くつろぎのポーズは屍のポーズという
立派なヨガのポーズ名です。
体が硬い人は、ヨガは苦手で嫌いだ
と言いますね。
でも・・・
ただ、床に五体を投げ出してリラックスの
くつろぎのポーズは、大切です。
これが、ポーズの王様と言っても
いいくらい♪
例えて言うならば・・・
くつろぎのポーズは、ワインつくりの時の
醸造期間のようなものです。
何もしないで、放置する。
何も加えないで、ただ待つ。
この間に、変化して熟成される♪ワイン
くつろぎのポーズも、この間に
体は変化します。
歪みや、コリや、滞りや、巡りを
修正し、回復していく時間なのです。
力を抜いた身体は、自然に安定する
方向に向かうからです。
◆ホルモンは体の中から湧いてくる
泉のようなものです。
不安な時・・不安ホルモンが湧いてきて
不満な時・・不満ホルモンが湧いてきます。
ホルモンはそのまま正直に湧くもの。
ちょっと、怖い気もします。
でも
マイナスなホルモンを和らげるホルモンも
あります♪
そんなホルモンがちゃんと湧いてくれる
ように、ポイントを抑えましょう。
いろんなホルモンがあるけど、
一日を過ごすためのホルモン二つが活躍❣
★セロトニンは目覚めのホルモン
朝はしっかりと朝日を浴びましょう!
一日をスッキリとスタートさせます。
★メラトニンは眠りのホルモン
夜は朝のホルモンが出た分だけ
眠りのホルモンでます。
(これこそ生命の力です)
この二つのホルモンが、一日の生命活動の
原動力です。難しいことないですね。
★簡単すぎて見逃しているかも
毎日の何気ない行動が、実は
健やかな心身をサポートしています。
*ヨガと瞑想は
ホルモン分泌を安定させます。
【治さない治し方」
★治す治し方
西洋医学的な治療のように、害となっている
部位を切除したり、原因を解消るるために
薬で緩和していく方法。
★治る治し方
東洋的な身体観に基づいて、体全体、生命全体の
機能を観て、時間をかけて治癒能力を回復させて
いく方法。
★治さない治し方
今回、取り上げて学んでいきます。
その一つに
★姿勢を正すこと★
これは、無理なく無駄なく生命を健やかに
していきます。
背骨に無理のない姿勢は内臓の位置を正します。
猫背や歪みの姿勢は、内臓を圧迫して、窮屈に
しているので、働きは低下します。
又、椅子に座って、何かをする時
狭かったり、でこぼこしていたら、居心地が
悪くて、気分も悪くなり、集中できません。
講座では鏡を使ってチェックしました♪
みんなでチェックし合うと、なるほどと
理解できることもありますね。
なるほどと感じる=体が納得♪
腰が曲がっている! 首は傾いている!
ガニ股だ! いや内股だ!
いろいろあっていいのです♪
まず、認めましょう。
そうすれば、体が素直になる♪
あら!まあ!なんと!
なおそ!と思います。
危機意識を持つことは、いいこと。
★それから、再確認したことは
若くない(私のことでもある)年代には、
覚悟は必要だと話し合いました。
認知症、足腰の不具合は、決して他人事ではない。
2年後5年後のためにも、自力で生活できる
体のメンテナンスをしておこうと。
今のうちにやっておけば、必ず、体は
応えてくれます。やりましょう!みんなで!